厚みの加工/平面だし/表面削り

厚みの加工/平面・直角だし/表面削り

厚みの加工

板や角材の厚みを薄くしたいといったご要望にもお答えいたします。

必要に応じて帯のこ盤（バンドソー）による挽き割りを行い、
自動鉋盤という機械を使って、板を指定の厚みまで製材いたします。

また、自動鉋盤では加工が難しい薄い板や、小口寄せの板、木目が入り組んだ板、合板や積層材などの加工はドラムサンダーという機械を用いて対応させていただきます。

ドラムサンダーでは１mm等の薄い木材の加工、0.5mm単位での加工も可能です。

平面・直角だし

手押し鉋盤などを使って反った材料の面を平らにします。

また、直角が出ていない材料の直角を作ることもできます。

当店ではFelder製のAD951という最新の手押し鉋盤（自動鉋盤複合機）を備えております。
こちらの機械では５００mm（５０cm）までの板材が加工できます。
また、スパイラルカッター（ヘリカルカッター）式の刃になっているので比較的逆目が出にくくなっています。

２０２２年春導入予定のCNCルーター稼働後は１.５m×３mの材料まで平面出しができる様になります。

※厚みの加工をお受けする際はまず片方の面を平面だしした後に厚み加工に入ります。

１枚板の平面だし、表面削り

CNCルーターを用いた一枚板の平面出し（平面削り）や、ヤスリでの表面の研磨等が可能です。

通常木材を仕入れた状態では表面はささくれだっています。ホームセンターで売っている工作用の材料などは通常表面がきれいに仕上げてありますが、荒材などは機械にかけると見違える様にきれいになります。
無垢材に限りますが、古い天板や材料なども削り直してきれいにすることができます。
もし削り直したい材料などがあればお問い合わせください。

仕上げのやすりがけや表面の荒削りについてはこちらのやすりがけのページをご覧ください。

ベルトサンダーで簡単に削っただけできれいな木の表面が現れました。

お持ちこみ頂いた雨晒しだった欅（けやき）の板

設備紹介

自動一面鉋盤・手押し鉋盤複合機（FELDER AD951）

オーストリアのFELDER社の最新の複合機です。
海外では一般的なタイプの複合機ですが、５０cmの加工幅がある手押し鉋盤と自動一面鉋盤が一つになっていてほとんどワンアクションで機能を切り替えることができます。
また、刃の部分はスパイラルカッター（ヘリカルカッター）になっていて比較的逆目が出にくくなっています。また、万一刃のかけが起きてもカッターを一つ回すだけですぐに作業に復帰できます。